こんにちは、モモコモーションです。
来週から大阪、東京、横浜でと続けてライブをすることになってます。
帰国して一カ月ほどの私、バンドメンバーもいないし、一人でどうやってライブしようかと考えたところ、オケを流して歌うっていうのもなんかつまんないし、、、と悩んだ末、前からずっとやりたかったピアノ演奏での弾き語りをすることに決めました。先月からもくもくとピアノの練習ばかりしています。アルバムの曲はほとんど、私はコンピューターへの打ち込みでデモを作ったんです。そこにギターや生ドラムを重ねていくという方法で完成したのですが、今回ピアノのために全部アレンジしなおすことにしました。ひや~っ、MIDIキーボードでの打ち込みだと一度フレーズを決めてしまえば次からその通りに弾いてくれますが、自分で弾くのって結構時間かかるんですねえ。変な言い方ですが、アナログに変換して自分に打ち込みなおす作業って感じです。あと、使えるトラックは右手、左手、そして歌の3トラックのみというのも面白いです。
コンピューターへの打ち込みだと一人で作っていてもいろんな音を重ねていくことができますが、弾き語りは3トラックという制約が新鮮です。もともと私は楽器演奏よりも打ち込みから作曲を始めたので、なんか普通とは逆なんです。
しかも私はピアノの達人でもないので弾ける技量の制約もあるんですが。
コピー貼り付けのできない生演奏のドキドキ!でも失敗したらどうしよう~~!!と実は緊張してます。
それにしても、あついですね。タイに長年住んでいた私にとってはデフォルト気候でなんだか気分的に落ち着くような気もしますが。
気候といえば、、、今夏からはじまったブログのタイトルが「サクラサク」ってえらく季節外れですいません!
だけど理由があるんですよ。これは、アルバムの中の曲のタイトルのひとつ。私この曲を全く桜を見ずに書いたんです。私はアメリカ、タイを合わせても海外生活が長くて10年以上、桜の木なんて見たことがないんです。そんな私にとっては半分空想イメージの日本という国に先月から再び住み始めた私。これからどうやって日本を再発見していき、来年本当に春になるころにはどういう気持で桜をみることになるんだろう、、、という自分の記録のためのブログにしようとなんとなくテーマにした次第であります。
私は100パーセント日本人なんだけど、東京に住んだことがないということもあり、街を歩いているだけでもなんだか夢の国にいるような気持ちというか、外国にいるような気持ちになることがあります。だけど最高なのは外国気分のままでも、言葉は全部理解できるというところ。まあ日本人なので当たり前なんですが。
電車のなかの釣り広告やコンビニの商品、電柱の張り紙、などの言葉が瞬間で目に刺さります。タイに住んでた頃は、私、タイ語はほとんど読めないため、街で広告のコピーとか、ポップスの歌詞なんかにの言葉に心ひかれることってありませんでした。目に耳に入ってくるのはノイズだけ。
だけど、日本語だと常にいろんなものが自分に意味をもって語りかけてきます。英語は結構できるほうなので、イギリスやアメリカにいるときも同じですが、やっぱり早さと理解度が全然ちがう。その速度がすごいんです。まるでダイヤルアップ式のインターネットを光に変えたらおお!びっくりみたいな違いです。
テレビのコマーシャルの音楽とか、街ですれ違う人々の会話の切れ端、それからあと、機械にに録音された女性の声ってありますよね、湯沸かし器が「オフロガワキマシタ」とか車が「バックシマス」とかしゃべる。耳に浸透して脳にきます。びっくりです。